ぬいぐるみみたい! 本物に見えない小さな猫 成長した姿も個性的だった

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2017年秋の雨の日、アメリカ・フロリダ州で猫の親子が捨てられているのが見つかります。段ボール箱に入っていた母猫と6匹の子猫は、動物保護シェルター『ブロワード郡アニマルケア』に保護されました。

『ブロワード郡アニマルケア』のスタッフであるアマンダさんは、この7匹の猫たちをフォスター(里親を募集できるくらいに成長するまで一時的に世話をすること)することに決めます。

そこで彼女は、6匹の子猫の中にひときわ小さな猫がいることに気が付きます。

海外メディア『The Dodo』によると、その小さなオス猫はほとんど動かず、ボールのように丸まってじっとしていたのだとか。

その外見はまるでフェルトで作ったぬいぐるみのよう。この猫の写真を見た人たちはみんな、本物の猫だということを信じてくれなかったそうです。

この小さな猫は『ミーシークス』と名付けられます。体が小さかったため、アマンダさんは6匹の子猫の中でも彼のことを特に気にかけていたのだそう。

するとそんな気持ちが伝わったのか、ミーシークスもアマンダさんになつき始め、どこへ行くにもついてくるようになったといいます。

子猫たち全員が病気だと判明

そんな時、アマンダさんに動物病院からショックな知らせが届きます。

6匹の子猫たち全員が『猫汎白血球減少症』(別名:猫パルボウイルス感染症)だということが分かったのです。

この病気は死亡率が高いといわれます。しかし奇跡的に6匹すべてが病気を克服!

そして猫たちは無事に里親を募集する日を迎えます。アマンダさんはシェルターに猫たちを連れていき、必要書類に記入をしていました。

一時的に世話をした猫たちとお別れをするのは慣れているはずのアマンダさんですが、この日はいつもと違ったといいます。

彼女は自分のほうを見つめるミーシークスを見てためらいを感じ、「この子は手放せない。私が里親になろう」と決めたのです。

こうして晴れてアマンダさんの家族になったミーシークスですが、その後ずっと原因不明の体調不良に苦しみ続けることに。

一時はがんと誤診をされもしましたが、最終的に『猫消化管好酸球性硬化性線維増殖症』という病気だということ判明します。

原因が分かったおかげで、適切な治療を受けることができたミーシークスは順調に回復。

2018年10月に1歳の誕生日を迎えることができました。

すっかり元気になったミーシークスはそのユニークなルックスが大人気に。

彼のInstagramには6千人以上のフォロワーがいます。

生まれてすぐに捨てられ、保護された後も病気と闘い続けたミーシークス。

いままでのつらい日々の分、これからはアマンダさんと一緒に楽しい毎日を過ごしていってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

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